危険予知トレーニング


3月25日(火)「危険予知トレーニング」についての勉強会が開催されました。 危険予知トレーニング(KYT)とは建築や製造などに従事する作業者が、事故の未然防止を目的に、 その作業に潜む危険を指摘し合う訓練です。ローマ 字による表記のKikenn Yochi TrainingのイニシャルからKYT(ケーワイティー)あるいは、KY訓練と呼ばれます。労働災害防止のための取り組みでしたが、近年では、医療の現場でも、このKYTを用い、医療事故防止に取り組む活動が広がっています。 簡単にその手法を説明すると、作業の状況を描いたイラストや実際 の写真から、そこに潜在する危険因子を追求したり、実際に生じた事故の経緯から、事故の根本原因と、さらにその根本原因を誘発した背後要因について話し合い、それに対する改善策を立案します。

これらの能力は一度体験したら身につくものでは なく、継続して トレーニングを 繰り返すことで 習得することが 出来ます。 今後も、様々 な取り組みによ り、職員の安全 管理能力の向上に努めていきたいと思います。



医療安全管理者 中島 輝久

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