職員紹介 

 

本年の4月より、当院3階の

回復期リハビリテーション病棟を担当

西川 順治 医師

(リハビリテーション科)

◆リハビリテーション科はどういうことをする科で しょうか?

 患者の疾病そのものも治療しますが、疾病により生じた障害を改善できないかをリハビリで訓練し、もし改善が乏しいときには、装具などの道具、介護保険や福祉のサービスなどもを使ってでもうまくできないか、家に戻れないか、社会に戻れないかなどを検討していきます。また、疾病の進行、再発予防を指導し、障害の悪化を防ぐことを考えております。

◆回復期リハビリテーション病棟では、どういう 患者をどのように診ていますか?

 救急病院や大学病院での急性期治療を終えた脳卒中、脊椎脊髄疾患、骨関節疾患の患者のリハビリテーションを行っております。できるだけよりよい状態に回復できるように併存疾患のコントロール、再発予防を行っております。主治医、整形外科・内科・外科・泌尿器科の医師の協力の下、疾病のより良い管理を行っております。病棟では、担当主治医だけではなく、看護師、介護士、歯科衛生士、担当訓練士などの多くの職種と常にチームとして治療手段を考えながら、可能な限りよい状態に回復できる事を目指しております。

◆当院での回復期リハビリテーションの特徴は、何ですか

 患者が安全にリハビリを行い、安心して自宅に戻れるようにサポートしたいと考えております。また、できるだけ長くよい状態を保たせるために、家屋改修や介護保険や福祉の利用など をアドバイスいたします。また、杏林大学病院や武蔵野赤十字病院で急性期治療にあたっていたリハビリ科、脳神経外科や神経内科の医師にも引き続き連携をとり滞りなくリハビリテーションが順調に行われるべく、協力をいただいております。

退院後も慢性期の脳卒中患者によく起きること、例えば、筋肉が硬くなる痙縮、歩行状態の悪化、介助が難しくなった、などのようなことにも対応できないか検討していきたいと考えております。また、電気的刺激を用いた訓練用装具での集中訓練にも対応していきたいと考えております。

 

本年の4月1日赴任

小原 玲 医師

(泌尿器科)

 すでに7月初旬現在、3か月を経過し新しい環境、職場にも少しずつ慣れてまいりました。 赴任に当たり楽しみであった東京で住みたい町人気No.1 である吉祥寺に転居し、毎日30分程度徒歩で通勤しています。忙しい毎日ではありますが、めじろ、こげら、おながなど都会では出会えない沢山の野鳥のさえずりに送られ日々穏やかな気持ちで勤務に当たることができています。

 武蔵野陽和会病院はこの武蔵野市で長く地域の皆様と歩んできた病院とお伺いしました。当院の院長でかつ泌尿器科の原動力である長倉和彦先生は泌尿器科のみならず地域を越えて多くの専門医から泌尿器科診療、治療において多大な信用を得ている高名な医師です。そんな院長と仕事が出来る環境を与えていただき大変光栄に思っております。

 これまで様々な患者さんに接し多くの診察、治療、手術に携わる機会を経験してまいりました。その経験をこの地域の皆様と接し、微力ながらもお力になれればと考えております。 少しでも早く、この地域の皆様と交流し信用いただける医療を提供できる立場でいられるよ う精進する所存でおりますので、何卒よろしくお願いいたします。

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